やっと冬らしい寒さになってきました。
今年最後のブログをお届けします。
冬空に月も冴え冴えと浮かんでいます。
夜空を見ていると不思議な怖い思いに取り憑かれるんですよ。
「宇宙は無限である・・・どこまで行っても果てが無い。」って怖く無いですか?
「果てがない」ってどゆこと?
でも私たちは「有限」に生きています。
「無限の中の有限」ってどゆこと?
この怖い話に取り憑かれると頭の前頭葉が痒くなるので、あまり考えないようにはしてるけど。
国産探査機の「はやぶさ2号」が「りゅうぐうの砂」を持ち帰って
TVなどでは「「やんややんや・・」でしたが、ワタシはギモンでしたよ。
「砂」は爆薬を落として、その粉塵を集めたらしいけど・・・
もしかして・・もしかしてですよ・・
とっても小さな目に見えない生き物たちが生活してないとも限らんでしょ。
勝手に自分たちの住んでる星にやってきて、
爆薬を使って砂を持ち帰って行くってどうよ。
確かにGPS機能や天気予報やスマホで、役立つことは多かりき・でしょうが。
こんな事・・科学者は考えないのかなー。
そして、私たちが「流れ星」と思ってみている半分は人工衛星だって。
空を回遊している人工衛星の半分は宇宙ゴミとして漂ってるらしい。
イプシロン・とかいう胃腸薬みたいな国産ロケットも役には立つんだろうけど・・「ゴミ」にならないように、後々のことも考えてもらいたいな。
暗い話になりましたが、1月の見本は「春風駘蕩」と言う熟語の・・・
「年があらたまり・春の風がのどかにやさしく吹いている様」から紹介します。
大きめの和紙ハガキを使いました。(画材屋さん・書道専門店で扱っています。)
まず薄墨でふわっと半円を4個施します。
(軽く彩色してもいいでしょう)
文字はプリンなどを食べる際のプラスチックの小さなスプーンを使って書きました。
スプーンの背中を使うと幅広のベタっとしたラインが出て、先を使うと細いラインが出ます。
サンプル通りにならなくても構いませんので、筆では出ないラインを楽しんでください。
同じくらいの大きさ洋紙をカットして初春の百人一首も書いてみましょう。
水分多めの薄青で富士山を描き、墨と割り箸で縁取ります。
少し彩色し、乾かします。
乾いたら、割り箸を使って
「田子ノ浦二 ウチ出ミレバ白妙ノ 富士ノ高嶺二 雪ハ 降リツツ」
を書き入れます。
上部に金のプツプツや黒円を入れ、山の端に赤・黄・青緑の
アクリル絵の具をチューブから直接出して押し潰します。
最後に英字の「寒中お見舞い」です。
「かなり薄めの薄墨」で椿の花びらを作り、乾かないうちに
青・紫・ピンクの色を差します。
葉っぱも描き、黄色や金で「しべ」を入れます。
英字は「寒中お見舞い申し上げます」の英訳です。
ポイントブラッシュ書体を立てて細めにきちんと書きます。
この時は文字の下ラインを揃えると綺麗です。
この英字のカードは1月7日以降にお出ししましょう。
(7日までは松の内・・おめでたい言葉を交わす時ですので。)
では皆さん・・今年もこのブログを読んで頂きありがとうございました。
月に1回のブログでもフーフー言って書いています。
来年はブイブイ言って書きたいです。
来年もヨロヨロと宜しくお願い致します。
さとだてゆめこ