今年もやっぱり「暑すぎる夏」になりました。
「夏を乗り切るのが命懸け・・」が大袈裟ではなくなった
この頃の夏です。
8月に入ってから、すこーしず日照時間が短くなり、すこーしずつ
朝・夕暮れにホッと息がしやすくなる事だろうことを思いつつ1日1日を暮らしています。
皆さんは「夕暮れ症候群」という言葉をご存知ですか?
アルツハイマー型認知症の方が夕暮れ時に混乱しやすく、落ち着きが無くなる
ことを言うそうです。
自分の家に居るのに「家に帰りたい」と言って家から出て行くこともあるそうな・・・
この「一種の家出」の一説には「親への固執」と言う症状と関係があり
(必ずしも親と住んだ家を探す訳ではなくなく)認知症のよって生活が上手く
出来ないことが増え、本人は不安になり・・・かつて、自分を守ってくれた親の
ような「心から安心できる場所」を求めて外出してしまう。
・・・らしいです。
そう言えば、世界中の赤ちゃんが夕方にグズグズ泣き出す「夕方泣き」は、夕方に親が忙しくなるので気を引く為・・とか言われていますが、
私は「夕方感が不安を誘う」のだと思っています。
私は若い頃は夕方になってアチコチのネオンの灯りが点ってくると
ワクワクしたものでしたが、最近は「今日も無事だったわー」です。(笑)
そんなこんなで今回は「夕暮れ」の古代文字を書いてみました。
大きめの画仙紙カードに夕暮れっぽい色(青系・黄色・ピンク)を水分多めに
垂らします。
乾き切らないうちに割り箸で「夕暮」を書き入れました。
割り箸は先を平らにカットしたものを使いました。
「暮」の真ん中は「赤」でアクセントを入れます。
左に黒の太めのラインを施し、文字の沿って金の細ラインを引いて完成です。
少しおぼつかない・・不安そうな表情に感じて貰えれば嬉しいです。
ではまた来月・・9月の中旬頃にお便りしますね。
夏は「ただ過ごすだけで立派なもの・・」秋になって涼しくなったら
活動のエンジンを入れ始めましょ。
お元気で。
さとだて