2023.6

 

皆さん、こんにちは。

 

関東も梅雨入りしましたね。

これからしばらくは雨・曇り・どんより・・の季節です。

まぁ・・毎年の事ですので皆さんそれぞれに「やり過ごし方」を持っているのでしょうね。

 

私は何故か洋服などの購買意欲が減り、本などを買い込みます。

「本」は私にとっては日用品です。

出かける時に「文庫本」を持参するのを忘れるとエキナカでしょうもない系本

・・であっても買ってしまいます。

キヨスクにちんまり置いてある「文庫本」はこんな私のような人のためにある

コーナーなのですね。

 

 

 

 

さて、今月は夏の日用品の「扇子」を紹介します。

 

100円ショップなどで売られている安価な白扇子を用意します。

広げて少し押しつぶすようにして「折り目」を広げておきます。

アクリル絵の具の黒一色で「忍」と書き入れ、落款を押すだけです。

 

「忍」は靭帯と深い関係のある文字です。

靭帯とは骨と骨とを結びつける強い繊維の束で、その強靭(しなやかで強い事)の意味を人の心の上に乗せて「たえる・しのぶ・がまんする」の意味となりました。

夏は暑いもの・・ある程度は忍耐強くいかなきゃ・・

とは思うものの、歳と共に耐えられるラインが低くなりつつあります。

(だって・・関東の夏はやっぱし蒸し暑い。ケニアのマラソン選手が

日本の夏は耐えられない・・って、言ってたもん。)

 

 

 

 

 

 

 

もう一つは英字のカードです。

 

「花菖蒲」を薄墨で描き、乾かないうちに紫・金・薄緑などで彩色します。

最後に強めの墨でアクセントを入れます。

次に英字で「Rainy  season」(梅雨)をポイントブラッシュ体で書き込みます。

乾いたら、空いている右側に薄青・黄緑・青・ピンクでたらしこみします。

今回はきっちりラインにしたかったので、マスキングテープで作りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さ・さ・・・梅雨さんウェルカム・・な気持ちでやり過ごしましょうね。

 

次回は7月中旬にお便りします。

もう梅雨が明けているでしょうか?

元気にお過ごし下さいませ。

 

  さとだてゆめこ