皆さん、こんにちは。
関東も梅雨入りしましたね。
これからしばらくは雨・曇り・どんより・・の季節です。
まぁ・・毎年の事ですので皆さんそれぞれに「やり過ごし方」を持っているのでしょうね。
私は何故か洋服などの購買意欲が減り、本などを買い込みます。
「本」は私にとっては日用品です。
出かける時に「文庫本」を持参するのを忘れるとエキナカでしょうもない系本
・・であっても買ってしまいます。
キヨスクにちんまり置いてある「文庫本」はこんな私のような人のためにある
コーナーなのですね。
さて、今月は夏の日用品の「扇子」を紹介します。
100円ショップなどで売られている安価な白扇子を用意します。
広げて少し押しつぶすようにして「折り目」を広げておきます。
アクリル絵の具の黒一色で「忍」と書き入れ、落款を押すだけです。
「忍」は靭帯と深い関係のある文字です。
靭帯とは骨と骨とを結びつける強い繊維の束で、その強靭(しなやかで強い事)の意味を人の心の上に乗せて「たえる・しのぶ・がまんする」の意味となりました。
夏は暑いもの・・ある程度は忍耐強くいかなきゃ・・
とは思うものの、歳と共に耐えられるラインが低くなりつつあります。
(だって・・関東の夏はやっぱし蒸し暑い。ケニアのマラソン選手が
日本の夏は耐えられない・・って、言ってたもん。)
もう一つは英字のカードです。
「花菖蒲」を薄墨で描き、乾かないうちに紫・金・薄緑などで彩色します。
最後に強めの墨でアクセントを入れます。
次に英字で「Rainy season」(梅雨)をポイントブラッシュ体で書き込みます。
乾いたら、空いている右側に薄青・黄緑・青・ピンクでたらしこみします。
今回はきっちりラインにしたかったので、マスキングテープで作りました。
さ・さ・・・梅雨さんウェルカム・・な気持ちでやり過ごしましょうね。
次回は7月中旬にお便りします。
もう梅雨が明けているでしょうか?
元気にお過ごし下さいませ。
さとだてゆめこ