2022.12

 

皆さんこんにちは。

年も押し迫ってきました。

 

北の地方だけでなく、西の地域からも大雪の注意喚起がなされているようです。

私が子供の頃は(相当前か・・)冬はこれくらいの寒さと雪が普通だった気がしますが、このところは暖冬が当たり前な感じで過ごしてきたので

「冬将軍の到来」にバタバタしますね。

「冬将軍」・・という言葉は寒さと雪をもたらす上空の寒気の集団の事。(天気予報からの仕入れ)

日本では特に周期的に南下するシベリア寒気団をさすそうです。

 

1812年、ロシアに攻め込んだフランス軍の皇帝ナポレオンが、厳しい寒さに

阻まれて敗退したことから、この名前がついたそうです。

 

 

 

今月のカード紹介は「寒中お見舞い」「レッドペッパー」です。

「寒中お見舞い」は喪中はがきを頂いた方への返信としてお書きすると

いいですね。

松の明けて1月7日以降にお出しするのが通例のようです。

 

 

「椿の寒中お見舞い」は・・・

カードの上の方に真っ赤(出来ればアクリル絵の具)で椿の花と蕾の形を作ります。

葉っぱは黒や濃いめのグリーンでモダンに。

赤絵具が乾いたら「しべ」をいれます。

今回は金・銀・パールグリーンを使いました。

 

下の空いているスペースに

「お見舞い申し上げます」をおしゃれ文字の要領で・・

「寒中」はベースに空青を使って乾かないうちにピンクと黄緑のたらし込みで作ります。

なるべく真ん中にきゅっと寄ったレイアウトにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

英字のカードは「Red Peppar」(とうがらし)です。

身体が温まるのでこの季節は出番が多いですね。

 

先ず背景を薄墨と幅広平筆で作っておきます。

乾いたらカードの少し左寄りに割りばしで墨ラインを縦に引きます。

出来るだけ真っ赤な絵具でとうがらしを描き、素早く墨・金で

アクセントを入れます。

次にとうがらしの「ヘタとボッチ」を濃い茶色で作り、

細ペンで描いて吊るします。

 

次に右のスペースに割りばしを少しカットして

墨で「Red Peppar」を書き入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も世界で・・日本で・・大きな事が起こりました。

来年は少しでも明るい方向に向かっていくといいです。

 

1年間・・「さとだてゆめこのブログ・誌上レッスン」にお付き合い

頂き、ありがとうございました。

また、来年もこのブログを見てみようか・・

と、思って貰えるよう腕に磨きをかけなきゃ・・ですね。

 

皆さま・良いお年をお迎えくださいませ。

 

  さとだてゆめこ