2022.6

 

皆さんこんにちは。

 

コロナは収まりつつあり、昨年までできなかったイベントや

お祭りなどが催される・・というニュースが流れてきています。

もう3年間もマスクをしていると、もう今更顔の半分を晒す・・

には勇気がいります。(この3年間でほうれい線も深く暗く彫り込まれているし、

大きなマスクで隠されていた顎から首にかけてのシワも・・・)

でも、自分が気にするほど人は見ていません。(それも寂しい)

私は声が大きいので、やはりカルチャーの仕事中はしばらくマスクです。

 

 

 

さて、今回の誌上レッスンは「桐の花」「マリーゴールド」です。

 

先ず「桐の花」です。

桐は成長が早く、高さが10メートルほどにもなる為、昔の日本では女の子が生まれると桐を植え、のちの嫁入り道具として箪笥を作る風習もありました。

火に強く湿気を通しにくい良質な木材として、今でも箪笥・下駄・お箏の材料に

使われています。

「大暑」の7月下旬から8月上旬の最も暑い時期に花をつけるのですが、

木が高くて実際は花が咲いているのは見えにくいと思います。

 

描き方は、先ず葉っぱから描きます。

大きめの葉っぱを3枚深緑で描いた後に筆に水だけつけてチョンと落とすと

陰影が付きます。

次に花が付く軸を緑で描き、割りばしの先などを使って小さな丸の花を描きましょう。 色は薄紫です。

 

桐の花が出来ましたら、平筆などで空の青の円形ラインを引きます。

乾いたら「涼さそう」は海青にほんのすこーし黒を入れて・・

「桐の花」はグリーンで・・「大暑の候」は強め(アクリル絵の具など)の赤

で書きます。

最後に黄色の筆しぶきをあしらって完成です。

「盛夏のお伺い」「暑中お見舞い」などに使ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

英字のカードの「mari gold」は歌手のあいみょんが歌って身近な花になりましたね。それまで私の中では「雑草の中の夏の花」というポジションだったのですが、あいみょんが歌ってくれたらとても愛らしく見えてきました。

(とても単純なワタクシであります。)

 

マリーゴールドも色々種類があるのですが、今回は1番よく見かけるオレンジ色

の花で、和名は「千寿菊」と言うそうです。

中南米原産で「聖母マリアの黄金花」という意味だそうです。

 

描き方は、黄色とオレンジを混ぜて小さな丸を作り、

乾いたらオレンジで筆先を使って花びらを表現します。(パタパタ・ペタペタ)

茎・葉っぱはざっくりと描きましょう。(細かく繊細に描くと力強さが出ません。)

 

花茎の下にポイントブラッシュ書体で「mari goldを書き込みます。

周りを平筆を使って四角に囲んで出来上がりです。

 

サマーカードとしてご友人にお出しするといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ梅雨の真最中ですが、雨の中の木々は青々と緑が深くてきれいです。

紫陽花もここぞとばかりに咲き誇っています。

大きな傘と濡れてもいい靴で「雨の散歩」などで梅雨を楽しく過ごしましょう。

 

次回は7月中旬にお便りしますね。

もう梅雨明けしてるでしょうか・・・

 

  さとだて