皆さんこんにちは。
コロナは収まりつつあり、昨年までできなかったイベントや
お祭りなどが催される・・というニュースが流れてきています。
もう3年間もマスクをしていると、もう今更顔の半分を晒す・・
には勇気がいります。(この3年間でほうれい線も深く暗く彫り込まれているし、
大きなマスクで隠されていた顎から首にかけてのシワも・・・)
でも、自分が気にするほど人は見ていません。(それも寂しい)
私は声が大きいので、やはりカルチャーの仕事中はしばらくマスクです。
さて、今回の誌上レッスンは「桐の花」「マリーゴールド」です。
先ず「桐の花」です。
桐は成長が早く、高さが10メートルほどにもなる為、昔の日本では女の子が生まれると桐を植え、のちの嫁入り道具として箪笥を作る風習もありました。
火に強く湿気を通しにくい良質な木材として、今でも箪笥・下駄・お箏の材料に
使われています。
「大暑」の7月下旬から8月上旬の最も暑い時期に花をつけるのですが、
木が高くて実際は花が咲いているのは見えにくいと思います。
描き方は、先ず葉っぱから描きます。
大きめの葉っぱを3枚深緑で描いた後に筆に水だけつけてチョンと落とすと
陰影が付きます。
次に花が付く軸を緑で描き、割りばしの先などを使って小さな丸の花を描きましょう。 色は薄紫です。
桐の花が出来ましたら、平筆などで空の青の円形ラインを引きます。
乾いたら「涼さそう」は海青にほんのすこーし黒を入れて・・
「桐の花」はグリーンで・・「大暑の候」は強め(アクリル絵の具など)の赤
で書きます。
最後に黄色の筆しぶきをあしらって完成です。
「盛夏のお伺い」「暑中お見舞い」などに使ってみましょう。
英字のカードの「mari gold」は歌手のあいみょんが歌って身近な花になりましたね。それまで私の中では「雑草の中の夏の花」というポジションだったのですが、あいみょんが歌ってくれたらとても愛らしく見えてきました。
(とても単純なワタクシであります。)
マリーゴールドも色々種類があるのですが、今回は1番よく見かけるオレンジ色
の花で、和名は「千寿菊」と言うそうです。
中南米原産で「聖母マリアの黄金花」という意味だそうです。
描き方は、黄色とオレンジを混ぜて小さな丸を作り、
乾いたらオレンジで筆先を使って花びらを表現します。(パタパタ・ペタペタ)
茎・葉っぱはざっくりと描きましょう。(細かく繊細に描くと力強さが出ません。)
花茎の下にポイントブラッシュ書体で「mari gold」を書き込みます。
周りを平筆を使って四角に囲んで出来上がりです。
サマーカードとしてご友人にお出しするといいですね。
まだまだ梅雨の真最中ですが、雨の中の木々は青々と緑が深くてきれいです。
紫陽花もここぞとばかりに咲き誇っています。
大きな傘と濡れてもいい靴で「雨の散歩」などで梅雨を楽しく過ごしましょう。
次回は7月中旬にお便りしますね。
もう梅雨明けしてるでしょうか・・・
さとだて