2021.7

 

梅雨があけました。

一気に夏がやってきました。

 

蝉も出番だ・・とばかりに鳴き始め、

空も歌詞に出てきそうな「青い空・白い雲」で・・

これは見ていて気持ちいいです。

 

曰くつきのオリンピックも始まりそうです。

今だにココロのどこかで「ホントにやるんだ」と・・信じられない

部分を残しつつ・・

 

無観客・・という事なので「家で飲みながら」ですね。

「こんな状況でオリンピックやるの?」と言っていた私ですが・・

始まると、手のひらを返したようにTV観戦する私です。

4年に一度、内なるナショナリズムが目を覚まします。)

 

 

 

今回は「酒」の古代文字のデザイン書・・を紹介します。

「樽」とさんずいの組み合わせです。

 

画仙紙に平筆でくるりと太ラインを描きます。

色は青磁色ですが水色でもいいですね。

次に薄墨と墨で「樽」の形を書きます。

横ラインはカードの端に青色をつけて押しました。

青・黄色・赤紫でさんずいを表現し、最後にアクセントとして金のライン

 

を入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう一つは「旅」の英字の表現です。

 

実は私と私の生徒さん・門下生先生の生徒さんとの大きな展覧会が

112日より開催されます。

今回のテーマが「旅」で展覧会タイトルが「旅する文字デザイン」です。

詳細はまた次回に紹介させて頂きます。

そのDMの為に色々書いたうちの一つです。

 

ベースは市販のローラーを使いましたが無ければ台所のスポンジなどを

カットして使っても大丈夫です。

(墨ベースで少し暗いですね。。。夏が苦手なのです。)

乾いたら、筆のカリグラフィーの要領で斜めに「Journey」(旅)

 

を書き入れ、黄色・赤・トルコブルーで筆しぶきを入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも和文字のカードが多いので、今回は少し違った感じの

カードを紹介しました。

テンション下がり気味のカードですが・・

夏の始まりはこれくらいが私のテンションです。

 

次回は暑さにも慣れて来たころでしょうから、

また元気にお便りしますね。

 

皆さんも熱中症対策をして、この夏に向かっていきましょう。

 

では御機嫌よう。

 

 

   さとだて