2020.12

 

皆さん、こんにちは。

 

今年も後2週間となってきました。

 

街中はクリスマスソングが流れ・・おせち料理のパンフレットが並び・・

年末に向かっていくのよー・・と、なにやらお尻を叩かれているような気がします。

 

超殺風景な我が家に、小さな「ポインセチア」を置きました。

何やらぽっと、灯りが燈ったようで明るくなりました。

このポインセチアはメキシコ原産です。

メキシコにペピタという貧しい少女がクリスマスに「イエス様」に贈るものがない・・と泣いていたら「ささやかでも心がこもっていれば素敵なプレゼントになるよ。」といとこに言われ、道端の草でブーケを作って教会に持っていったら

草のブーケが見事な真っ赤な植物に変わったそうな。。。

これが「ポインセチア」の謂れとなりました。

 

和名は「猩々木」といい、お酒が大好きな架空の動物「猩々」が酔って真っ赤になった顔の色からきているそうです。(ジブリ映画のもののけ姫では怖い猿で登場しましたね。)

あまり良いイメージではありませんが、単なる酔っ払いの妙な動物ではなく、

真っ赤な色の効力で疱瘡などの悪病から子供を守ってくれる・・と、

信じられていたそうです。

 

 

 

さて、今年最後のカードを紹介します。

 

先月は年賀状を紹介しましたので、

今月は「寒中お見舞い」と「春のトンパ文字カード」です。

先ず福寿草のカードです。

 

カードの下の方に「福寿草」描きます。

黄色にちょっとだけオレンジ色を加えると黄色が目立ちます。

花を描き、葉っぱを緑で描き・・茎みたいな所もしっかり描きます。

その周りをくるーりと黄緑の輪っかで囲みます。

丸く描くのが難しそうなら、ここは省略でもいいでしょう。

乾いたら、左から濃いめの黒で「お見舞い申し上げます」

を書き入れます。

出来るだけきっちりと寄せて書きます。

右隣に薄い青で「寒中」と水分たっぷりで書き、乾かないうちに

黄緑やピンクでたらし込みます。

これだけでもいいのいですが、もう少し「春よ来い・・」的な

 

雰囲気にしたいときは記、黄色・ピンク・オレンジでドットを入れましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い紙ベースのカードはどちらも「トンパ文字」です。

 

形がユーモラスで可愛いデザインが多いので新しい年の

カードとして書いてみてはいかがでしょうか。

Sow  seed」は「たねを撒く」という文字です。

下のラインは黒ペンを使用しました。

種袋からカラフルな種が出てきているのを強調しました。

Bud」はつぼみです。こちらは他にも文字がありますが今回はこの文字の紹介です。

 

黒で文字を書いて、文字の中に色を入れました。

 

 

 

 

 

 

どちらも上手、下手に関係なく好きなように書いて楽しみましょう。

「トンパ文字」は本物もカラフルです。

書道とはまた違った色付き文字の楽しみ方が出来ます。

「トンパ文字のカード」教室は今年10月より横浜そごう9階の

「よみうりカルチャー・よこはま校」で月に1回の教室が始まっています。

 

 

さてさて・・今年をふりかえると・・あの流行り病の事しかでてこないので

振り返らずに・・来年は世界が少しでもいい方向に向いていけるといいです。

 

 

皆さん良い年をお迎えくださいませ。

また、来年・・素敵なカードなどをお届けできるよう精進して参ります。

 

 

 

  さとだてゆめこ