皆さん、こんにちは。
今年も後2週間となってきました。
街中はクリスマスソングが流れ・・おせち料理のパンフレットが並び・・
年末に向かっていくのよー・・と、なにやらお尻を叩かれているような気がします。
超殺風景な我が家に、小さな「ポインセチア」を置きました。
何やらぽっと、灯りが燈ったようで明るくなりました。
このポインセチアはメキシコ原産です。
メキシコにペピタという貧しい少女がクリスマスに「イエス様」に贈るものがない・・と泣いていたら「ささやかでも心がこもっていれば素敵なプレゼントになるよ。」といとこに言われ、道端の草でブーケを作って教会に持っていったら
草のブーケが見事な真っ赤な植物に変わったそうな。。。
これが「ポインセチア」の謂れとなりました。
和名は「猩々木」といい、お酒が大好きな架空の動物「猩々」が酔って真っ赤になった顔の色からきているそうです。(ジブリ映画のもののけ姫では怖い猿で登場しましたね。)
あまり良いイメージではありませんが、単なる酔っ払いの妙な動物ではなく、
真っ赤な色の効力で疱瘡などの悪病から子供を守ってくれる・・と、
信じられていたそうです。
さて、今年最後のカードを紹介します。
先月は年賀状を紹介しましたので、
今月は「寒中お見舞い」と「春のトンパ文字カード」です。
先ず福寿草のカードです。
カードの下の方に「福寿草」描きます。
黄色にちょっとだけオレンジ色を加えると黄色が目立ちます。
花を描き、葉っぱを緑で描き・・茎みたいな所もしっかり描きます。
その周りをくるーりと黄緑の輪っかで囲みます。
丸く描くのが難しそうなら、ここは省略でもいいでしょう。
乾いたら、左から濃いめの黒で「お見舞い申し上げます」
を書き入れます。
出来るだけきっちりと寄せて書きます。
右隣に薄い青で「寒中」と水分たっぷりで書き、乾かないうちに
黄緑やピンクでたらし込みます。
これだけでもいいのいですが、もう少し「春よ来い・・」的な
雰囲気にしたいときは記、黄色・ピンク・オレンジでドットを入れましょう。
赤い紙ベースのカードはどちらも「トンパ文字」です。
形がユーモラスで可愛いデザインが多いので新しい年の
カードとして書いてみてはいかがでしょうか。
「Sow seed」は「たねを撒く」という文字です。
下のラインは黒ペンを使用しました。
種袋からカラフルな種が出てきているのを強調しました。
「Bud」はつぼみです。こちらは他にも文字がありますが今回はこの文字の紹介です。
黒で文字を書いて、文字の中に色を入れました。
どちらも上手、下手に関係なく好きなように書いて楽しみましょう。
「トンパ文字」は本物もカラフルです。
書道とはまた違った色付き文字の楽しみ方が出来ます。
「トンパ文字のカード」教室は今年10月より横浜そごう9階の
「よみうりカルチャー・よこはま校」で月に1回の教室が始まっています。
さてさて・・今年をふりかえると・・あの流行り病の事しかでてこないので
振り返らずに・・来年は世界が少しでもいい方向に向いていけるといいです。
皆さん良い年をお迎えくださいませ。
また、来年・・素敵なカードなどをお届けできるよう精進して参ります。
さとだてゆめこ