2020.10

 

 

今日の神奈川平塚は寒い・・です。

 

ちょっと34日前は真夏日でした。

 

こうやって、寒くなったりまた暖かくなったりして季節は進んで

行き・気が付くと12月・・だったりするんでしょう。

今年は「コロナ禍」があり、3か月ほど「空白」の時期があったような

感じです。「空白」というと何も無い・・イメージですが、カルチャーセンターは閉校が相次ぎ、生徒さんも来られなくなったり、私個人のダメージは結構ありました。

 

新聞紙上でも「中小企業の倒産・飲食店の閉店」も毎日の記事で取り上げられています。

相手が「ウイルス」なだけに持っていきようのない「困ったなー」が残ります。

何とか来年こそワクチンなどの効果的な対処がみつかり、

安心してカルチャーが開催出来たり、気軽に演劇・映画・ライブなどに行きたいものです。

 

 

さて、今回のカードは「柿」とトンパ文字の「灯り」です。

 

先ず「柿」です。

画仙紙カードに書いています。

柿色は朱赤とオレンジ色を半々くらいに混ぜると丁度いい色になります。

カードの左上とその横に水分を多めにして横つぶしの丸を作ります。

黄色などものせながらじわーっと作ります。

 

次にヘタを描きます。

潰した形にすると柿らしくなります。

真ん中に金のポツンを入れました。

 

乾きましたら、濃いめの黒で水分を少な目にしてローマ字で

kakikueba  kanega  narunari  Horyuji」を書きます。

 

上手に書く・・というより、印象的になるようにアクセントをつけてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

「トンパ文字」は中国雲南省で現在も使われている象形文字です。

形がユニークで可愛らしい文字が多いので、20年くらい前からカードや作品制作に使わせて貰っています。

 

今回の文字は「灯り」です。

カードの上から平筆を使い、薄墨いろを作ります。真ん中あたりで平筆の

毛先を立ててラインを作ります。

 

少し乾いたら真ん中あたりを引いてきます。

乾いたら、サンプルを見ながらトンパ文字を濃いめの筆ラインで書きます。

ひっくり返った旗みたいなところに黄色の点をいれて出来上がりです。

 

カードを送った相手に何の文字か分かるように、細ペンで「akari  tompa」と入れておくといいでしょう。

下の三角形をきっちり三角に描くとモダンな感じになります。

 

少し難しいかもしれませんが、挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

 

では、次回は11月の中旬に「英字・和文字」のクリスマスカードと

年賀状を紹介します。

 

寒暖差が激しい時期になりますので、お身体ご自愛くださいませ。

 

 

  さとだて