2019.12

 

1年の最後の月となりました。

 

気持ちだけが慌ただしく進んでいきます。

 

1222日は冬至で夜が最も長い日となり、生命力も弱まる・・

とされることから、厄払いの赤い色を使った小豆粥を食べたり、香りの強い

「ゆず湯」に入ったりします。

 

お正月の準備も各家でそれぞれあるでしょうね。

小さいけれど南北に長い日本列島・・。

18歳まで岩手県に住んでいて18歳で東京に出てきたのですが、

大晦日に「お蕎麦」を食べてすます・にはびっくりしました。

岩手では「大晦日に大ご馳走」を準備します。

クリスマスに食べるケーキ(あの頃はバターケーキでした。)

と、大晦日の大ご馳走で否が応でも子供ごころは盛り上がりましたー。

 

さて今年最後の誌上レッスンは「年賀状」です。

来年は十二支の始まりの「子年」です。

今回は英字カードも和文字カードも「画仙紙カード」という、

にじみが出るカードを使いました。(書道用品店や画材屋で入手できます。)

 

英字の方から説明します。

先ず、薄墨を作っておきます。

少し太目の筆でネズミの耳・頭・胴体を描きます。

次に濃い墨で鼻の頭と髭・足を描きます。

しっぽも濃い墨でクルリ・・と描きます。(何度かなぞっても構いません。)

乾いたら「Happy  New  Year 2020」を書き入れます。

周りに黄色のドットを入れると「チーズ」を連想出来て可愛い仕上がりになります。

 

和文字の方は太目の筆に赤色を含ませて「椿の花びらを5枚」描きます。

少しゆっくり描いてにじみを出します。

同じようにピンクでも椿を描きます。

カードの下には黄色で「水仙の花びら」も5枚、小さ目に描きます。

椿や水仙に「しべ」を入れる時はアクセントになるような色を使うといいですね。

 

 

最後に和文字で賀詞を入れ、墨と金でアクセントの〇ドットを入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

 

さて、今年は今回でブログが最終となります。

また、来年も楽しく笑ってすごしたいですね。

お身体に気をつけて良いお年をお迎えくださいませ。

 

また、来年まで御機嫌よう。

 

 

  さとだて