2019.6

 

 

梅雨も真っ盛りですが如何お過ごしでしょうか。

 

涼しい・・・を通り過ごして「寒い日」もあり、教室レッスンでは

「風邪」でお休みの方もチラホラいらっしゃいます。

 

今年の夏至は622日です。

夕刻の730分ごろにやっと陽が沈み、すこし得した気分になります。

昔の暦ではこの夏至の日から11日目を「半夏」といい、この頃から徐々に

梅雨が明け始める・・とされています。

 

今日、紹介するカードはこの頃にたくさん生える多年草の「半夏生」(はんげしょう)です。

鎌倉の家から駅まで歩くそこここに・・

逗子マリーナまでの散歩のそこここに・・たくさん生えています。

葉っぱの半分の先の方がきれいな緑色ではの根本のほうが白いのですぐわかります。

この葉っぱの半分白い所から「はんげしょうー半化粧」の意ともいわれています。

別名は「かたしろぐさ」正式名はカラスビシャク・・漢方薬にも使われるそうです。

 

作り方を説明します。

先ず細目の黒ペンで葉っぱの形を描きます。真ん中の花にあたる細長い軸も描きます。

次に緑色に少しだけの黒と青をまぜた色で葉っぱの先端から半分位までを塗ります。

そして筆をきれいに洗って、水分を少しだけ残して葉っぱの緑部をぼかします。

真ん中の細長軸に黒の点々を入れます。

ここで「半夏生」の背景は完成です。

 

次は文字です。

「七夕月」とは7月の事です。

ピンクと青を混ぜて青紫を作り「七夕月」を細長く書きます。

隣に「さく」を書きます。

その隣に間を開けずに「半夏生」です。

「おしゃれ文字」で書く・・というより、「文字デザイン」するように少し崩して書いて下さい。

真っ黒ではなく、浅めの黒で書くと涼し気です。

最後に黄色の筆しぶきを散らして出来上がりです。

 

 

うっとおしい梅雨を吹き飛ばすように清々しく書きあがるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

材木座海岸ではもう「海の家」の建設が始まっています。

サーファーやウインドサーファーの他に最近はサップ・・と呼ばれる立って漕ぐタイプのサーフィンも多く見かけるようになりました。

これから海開きまでの短い期間はサーファー達にとっての海を全面に使える

貴重な時期です。

海水浴シーズンは朝9時まで・・夕方は17時以降でなければ海に入れません。

 

夏は苦手な私ですが・・・やはり浮かれ感もでてくるのは「夏」の持つ

魔法ですかね。。。

 

ではまた、7月の中旬頃に暑中見舞いや英字のサマーカードなどをお届けします。

 

 

 

  さとだて