2018.12

 

 

早くも師走の中旬となりました。

 

まだ、大掃除を始める訳でもなく、年賀状を書き始める

訳でもないのに「慌ただしい」感じがします。

今年は27日までカルチャーの仕事があるので全てはそれからです。

 

今年は22日が冬至です。昼が一番短い日で、生命力も弱まる・・

と言われています。

そこで、疫病神が嫌がる色や香りで無病息災を願います。

「赤い色」をした小豆のおかゆを食べたり、薫りの良い「ゆず湯」

に入ったり・・も江戸時代のころから続いているそうです。

ただし、我が家は「ゆず湯」にすると身体中が痒くなる一族らしく、

「ゆず」は使いません。(粉の温泉の元ですね。。。)

 

今年の年末年始は珍しく鎌倉で過ごします。

(勿論・・駅や八幡宮方面などには出向きません。)

図書館から「騎士団長殺し」やら文庫本なのに4センチ・5センチもある

京極夏彦やらをしこたま借り、活字三昧です。

 

さて、今年最後の「英字の賀状」を紹介します。

横書きの賀状はイノシシの「牙」の中に英字を入れてみました。

英字は難しくないのですが、金の「牙」の書き方の筆の向き

が難しいです。

右ラインは上に向かってひねりながら左に向ける・・要領です。

左ラインは最初に左に向かっていき、ひねりながら右に向かいます。

左右対称になるよりも少し違っている方が動きがでて面白いです。

 

「色」は自分の好きにつかって下さい。(暗くならないような配色で・・)

 

 

 

 

 

 

次は縦のカードです。

こちらは「荒々しい、硬い毛で覆われているイノシシ」のイメージです。

アクリル絵の具の茶色や焦げ茶色・黒を使って書きます。

筆に水分をあまり含ませないで絵具をつけて書きます。

一画目は下から上に撥ねるように。

横ライン・左払いもぱさぱささせて書きます。

最後の「止め点」はアクリル絵の具の「赤・緑」でアクセントをつけました。

下の空き部分に「O」だけ赤で、他は黒でローマ字を入れました。

全体の締めとして、黄色で太目のラインを入れて出来上がりです。

 

大きくなりがちなのでカードの真ん中にキュッとまとまるように気をつけると

 

荒々しい中にもアート感が出ます。

 

 

 

 

 

 

 

気に入ったカードをそのまま「年賀状承ります」の店舗に持ち込んだり、

自宅パソコンで作ったり・・手書きしたり・・と色々な方法で、または組み合わせて制作してみて下さい。

 

一年に一通だけ・・とか、年賀状だけの付き合い・・

だけでも良いではありませんか。。。。

 

では今年の「お便り」はこれにて終了です。

また、来年1月中旬に「寒中お見舞い・梅や桃のカード」などを紹介します。

 

今年も1年・・HPのブログを読んでくださってありがとうございました。

良いお年お迎えくださいませ。

 

 

 

  さとだてゆめこ