11月も中旬だというのに、暖かい日々が続いております。
でも鎌倉材木座海岸からは冠雪した富士山が見えていて、
季節はきっちりと移り変わったのがわかります。
台風で庭の木々や草がすっかり茶色に潮焼けしてしまったのに、
このところの暖かさで、綺麗な緑が戻ってきてタンポポが咲いたりしています。このような事は自然界ではよくあるようで「戻り花」と言うそうです。
何と、そこに綺麗な緑の草が円形に生えているではありませんか・・・
すわっ・・・とうとうウチの庭にもミステリーサークルがやってきたか・・・
と思ったのですが、よく考えると・・中央の草のないところは「猫糞」を思いっきり掘り取ったところでした。(残念・・)
さて、今月のレッスンは「亥年の年賀状」です。
「亥」十二支の12番目です。
方角でいうと北から西へ30度の方角で北北西にあたるそうです。
時刻では現在の午後10時ころから2時間くらいの間だそうです。
十二支を方角や時刻にもあてていくのは、流石に風水の国中国です。
では、まず漢字の方からです。
平筆を使い金色の絵具でクルリと円を描きます。
この時は筆の腰を全部落としてやるときれいに描けます。
少し掠れてるくらいがちょうどいいです。
乾いたら頭に「肥爪」の形を描き、その下にカードを切り折り墨をエッジにつけて引きます。
次は茶色で普通に文字を書き、最後の「止め」のところを「明朝体風」の点
にしてみましょう。ここは赤でしめましょう。
乾いたら、「謹賀新年」を書き入れます。
(賀だけ赤でアクセントをつけます。)
最後に緑で年号を書いて出来上がりです。
あまり広がらないように気をつけてください。
次は「平仮名の年賀状」です。
最初にカードの右側に平筆でラインを入れます。
(瓜坊のシマシマっぽく・・)
カードの上に「黒の目玉・ピンクの鼻・金色の牙」を描きます。
目玉のヨコに吊り上がり風のからし色のラインを入れると
イノシシらしくなります。
カードの下部に賀詞を入れます。
「ざ・す・あ・し」などにアクセントをつけて少し
形を崩し気味に書くと「勢い感やかわいらしさ」が表現できると
思います。
最後に緑で年号を入れて完成です。
まだ「年賀状を書く」という時期には早いなー・・と思っていると
この時期はスルスルと日が経っていくもの。
手が空いた時にチョットづつ書いておくといいですね。
とはいうものの・・・わたしもいつもギリギリに大慌てでしたためるの
ですが・・。
さて、どんな賀状ができるのか楽しみですね。
身体に気をつけて忙しい時期に向かっていきましょう。
次回は英字の賀状をいつもより早めに紹介します。
お元気で。
さとだて