2018.11

 

11月も中旬だというのに、暖かい日々が続いております。

  

でも鎌倉材木座海岸からは冠雪した富士山が見えていて、

季節はきっちりと移り変わったのがわかります。

 

台風で庭の木々や草がすっかり茶色に潮焼けしてしまったのに、

このところの暖かさで、綺麗な緑が戻ってきてタンポポが咲いたりしています。このような事は自然界ではよくあるようで「戻り花」と言うそうです。

何と、そこに綺麗な緑の草が円形に生えているではありませんか・・・

すわっ・・・とうとうウチの庭にもミステリーサークルがやってきたか・・・

と思ったのですが、よく考えると・・中央の草のないところは「猫糞」を思いっきり掘り取ったところでした。(残念・・)

 

 

さて、今月のレッスンは「亥年の年賀状」です。

「亥」十二支の12番目です。

方角でいうと北から西へ30度の方角で北北西にあたるそうです。

時刻では現在の午後10時ころから2時間くらいの間だそうです。

十二支を方角や時刻にもあてていくのは、流石に風水の国中国です。

 

では、まず漢字の方からです。

平筆を使い金色の絵具でクルリと円を描きます。

この時は筆の腰を全部落としてやるときれいに描けます。

少し掠れてるくらいがちょうどいいです。

乾いたら頭に「肥爪」の形を描き、その下にカードを切り折り墨をエッジにつけて引きます。

次は茶色で普通に文字を書き、最後の「止め」のところを「明朝体風」の点

にしてみましょう。ここは赤でしめましょう。

乾いたら、「謹賀新年」を書き入れます。

(賀だけ赤でアクセントをつけます。)

最後に緑で年号を書いて出来上がりです。

あまり広がらないように気をつけてください。

 

 

次は「平仮名の年賀状」です。

最初にカードの右側に平筆でラインを入れます。

(瓜坊のシマシマっぽく・・)

カードの上に「黒の目玉・ピンクの鼻・金色の牙」を描きます。

目玉のヨコに吊り上がり風のからし色のラインを入れると

イノシシらしくなります。

カードの下部に賀詞を入れます。

「ざ・す・あ・し」などにアクセントをつけて少し

形を崩し気味に書くと「勢い感やかわいらしさ」が表現できると

思います。

最後に緑で年号を入れて完成です。

 

 

まだ「年賀状を書く」という時期には早いなー・・と思っていると

この時期はスルスルと日が経っていくもの。

手が空いた時にチョットづつ書いておくといいですね。

とはいうものの・・・わたしもいつもギリギリに大慌てでしたためるの

ですが・・。

 

さて、どんな賀状ができるのか楽しみですね。

 

身体に気をつけて忙しい時期に向かっていきましょう。

 

次回は英字の賀状をいつもより早めに紹介します。

 

お元気で。

 

 

  さとだて