今年は早いうちから暑くなりましたね。
加えての水害・・・・
被災された方達が少しでも早く、普通に近い生活
に戻れるように祈っております。
ボランティアの方々も大変な事とは思いますが、
身体に気を付けて無理せずに・・・とテレビのこちら側から思うばかりです。
せめて「寄付」くらいでしょうか・・
小銭貯金の壺の蓋を開けることにします。
色々ある漢字の中でも「さんずい」は1番多いのです。
常用漢字のおよそ5%を占めるとのことです。
白川静先生の本によれば、「災」の上の三本の線は塞がれた水の流れ・・・
という解釈です。
長い歴史の中でも「水害」が色々な面で生活を脅かしていた事がわかる文字です。
さんずい・・の治める水・・・「治水」がどの時代も大変な事だった事がわかります。
さて、こんな暑い時は西瓜や枝豆・・と言った夏の食べ物がやはり元気
をくれます。
今月のカードは「食べ物」と「花火」にしました。
まずは「食べ物」
カードの左上にからし色の楕円形を描き、黄緑で薄皮・ひげ・茎を描きます。
乾いたら、茶色で点々と粒を入れましょう。
西瓜と枝豆は見ながら描けるぐらいのカットなので省略します。
(サンプル通りにできなくても構いません。雰囲気が出ていればOKです。)
乾いたら左から墨色で「とうもろこし」強めの赤で「西瓜」、墨色で「えだまめ」と書き入れます。
特に「西瓜」は元気よく跳ね上げたり払ったりして下さいませ。
最後に空色の水玉と黄色の筆しぶきを散らせて完成です。
元気の出る1枚となるといいですね。
もう1枚は「花火」です。
カードの右上を中心に平筆で明るめの「夜」を表現します。右上から円弧を描くようにしてください。
乾いたら、黄色・水色・オレンジ・青色で「花火」を表現します。
筆を上から下に向かわせる時は、細くから太く・・と力をいれます。
このカードはここが1番難しいかもしれませんね。
次に左から空色で「夕涼み」・紫色で「夏の宵の」・墨色で「日が暮れて」
をおしゃれ文字の要領で書き入れて完成です。
思い通りに出来ても、できなくても家のどこかに飾ったり、お知り合いの方
に出したりして下さい。
塞ぎこむニュースの多い中・・手書きのカードで少しでも気持ちが和めれば
さいわいです。
では、今年は「暑い夏だ・・」と意識してそれなりに工夫して乗り切りましょう。
また、来月中旬にお便りします。
お元気で。
さとだて