2017.5

 

皆さんこんにちは。

 

すっかり初夏の気候の様子になりましたね。

 

 

庭の草はのびのびと伸びて我が物顔ではびこっています。

草むしりはいつも腰の痛くなる作業です。

5月・6月は地方セミナーが3回もあり、腰を痛めてはいけないなー・・

と、歩くところだけむしっています。

 

雑草かどうか・・の判断の難しいのが「ヒメジォオン」。

可愛い白の小花が咲きますが「貧乏草」とも呼ばれるので「雑草」に入れてしまっています。

明治時代に観賞用として輸入されたものが帰化植物となっているそうです。

昔は花屋さんに売られていたそうで・・ビックリです。

 

さて今日のレッスンは「花菖蒲」です。

「花菖蒲」の花期は5~6月で、青紫の花びらに黄色の三角がちょびっと、あります。

「アヤメ」の花期は5月ごろで、薄紫色の花びらに網目模様が入っています。

「カキツバタ」はやはり5月から6月ころに咲き、水辺に白い花をつけます。

昔から日本画のテーマとして親しまれ、椿や梅、牡丹、芍薬と並ぶ日本的な花ですね。

 

さて、作り方です。

今回は「短冊」に描きました。(書道用品店や画材屋さんで扱っています。)

「文字」は控えめです。

先ず、薄墨を多めに作っておきます。

最初に「金の絵具」を平筆などでくるりと短冊の中央に入れます。

乾いたら、薄墨で菖蒲の頭の小さい花弁を3枚上に向けて描きます。

次に花びらを3枚・・それぞれ違う形にして描きます。

乾かないうちに青紫、金、黒を差します。

左の下がったところに「つぼみ・茎」を同様に描き、葉っぱも描きます。

コツは水分たっぷりで描くこと・・です。

乾いたら、右下に花言葉の「雅」を薄墨で書きいれます。

 

カリグラフィーの得意な方は曲線状に「Becoming  on  Rain」をポイントブラッシュ書体で書きいれます。

全体が乾いたら上から下になるべく短冊の真ん中に「白」の絵具で筆しぶきをあしらって出来上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

場所を取らないので、家の中に飾っても「ひっそり」咲いてくれますね。

是非作って飾りましょう。

 

ではまた、来月ですね。

梅雨に入っているころでしょうか?

天候不順故、お体ご自愛ください。

 

 

  さとだて