2017.1

 

ちょっと遅くなりましたが・・

 

明けましておめでとうございます。

 

 

 

いつも同じ願いですが・・今年も健康で笑いの多い年になりますように。

 

 

さて、皆さんはどんなお正月を過ごしましたでしょうか?

 

私はこれまで毎年、岩手の温泉で家族親戚と過ごすのが通例でしたが、

 

真冬の山あいは雪や吹雪に遭う事も多く、両親も年を取り「運転が危なくなってきた」ので、昨年より「夏の集まり」に変わりました。

 

・・・ので、今年の年末年始は鎌倉の家から一歩も出ず・・・じーーっと家に居ました。

 

10日位は出ませんでしたね。(極楽極楽・・)

 

カルチャーで私の雰囲気を知っている方は「へぇー・・」と思われるかもしれませんが、

 

本来「家でじわーっと・・」しているのが大好きです。出不精ですね。

 

家で本を読んだり、仕事をしたり、ビデオを観たり・・・極楽です。

 

 

そんな訳で今年の冬休みは書家の「石川九楊先生」の本を読んだり、テキストを作り直したり、新しい企画の出版物の見本を作ったり・・と楽しく過ごしました。

 

 

 

さて、今年初めての「誌上レッスン」は「節分」です。

 

毎年節分の謂われやエピソードをお伝えしてきましたが、今年は「豆」のお話です。

 

 昔は季節の変わり目である「立春・立夏・立秋・立冬」の前の日を節分としていましたが、1年の始まりの

「立春」を節分・・とするようになったそうです。

 

 

季節の変わり目には「悪鬼・邪悪なもの」が出てくると言われ「まめー豆」が「魔滅」の発音に似ていることから

 

「鬼は外・福は内」の掛け声で豆まきをするならわしになったそうです。

 

自分の年の数だけ豆を食べるとは・・・私はお腹が一杯になりそうです。

 

 

今回は「色紙」などに制作して玄関先などに飾っておくと「邪気」も退散せざる得ませんね。

 

まず、「金色」で太目のふでを使い扇形にベースを描いておきます。

 

次に太目の筆にたっぷりの「赤」で「福ハうち」少し水分を少なくした黒で「鬼ハ外」を書きますが、上手に書く・・というよりも「気合い」を入れて書いて下さい。

 

今回は「おしゃれに・・素敵に・・」の表現よりも元気に・・です。

 

 

 

乾きましたら、「おかめさん・豆」を描きます。

 

難しいので、軽く鉛筆で下書きしてもいいですね。

 

「豆」は少し複雑な形なので、こちらは省略してもいいでしょう。

 

次に「梅」を描きます。3つの花弁を大きく・・二つを小さくすると梅らしく見えます。

 

中のしべはサインペンなどで入れて下さい。

 

最後に黄緑で葉っぱを・・黄色の丸を・・お豆を少々散らして出来上がりです。

 

 

 

上手に行かなくても「縁起物」ですので是非飾ってくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も「さとだてゆめこの誌上レッスン・お知らせ」を月に1回は載せていきますので、ご覧頂けると幸甚です。

 

また、来月誌上でお会い致しましょう。

 

 

 

 

  さとだてゆめこ。