ちょっと遅くなりましたが・・
明けましておめでとうございます。
いつも同じ願いですが・・今年も健康で笑いの多い年になりますように。
さて、皆さんはどんなお正月を過ごしましたでしょうか?
私はこれまで毎年、岩手の温泉で家族親戚と過ごすのが通例でしたが、
真冬の山あいは雪や吹雪に遭う事も多く、両親も年を取り「運転が危なくなってきた」ので、昨年より「夏の集まり」に変わりました。
・・・ので、今年の年末年始は鎌倉の家から一歩も出ず・・・じーーっと家に居ました。
10日位は出ませんでしたね。(極楽極楽・・)
カルチャーで私の雰囲気を知っている方は「へぇー・・」と思われるかもしれませんが、
本来「家でじわーっと・・」しているのが大好きです。出不精ですね。
家で本を読んだり、仕事をしたり、ビデオを観たり・・・極楽です。
そんな訳で今年の冬休みは書家の「石川九楊先生」の本を読んだり、テキストを作り直したり、新しい企画の出版物の見本を作ったり・・と楽しく過ごしました。
さて、今年初めての「誌上レッスン」は「節分」です。
毎年節分の謂われやエピソードをお伝えしてきましたが、今年は「豆」のお話です。
昔は季節の変わり目である「立春・立夏・立秋・立冬」の前の日を節分としていましたが、1年の始まりの
「立春」を節分・・とするようになったそうです。
季節の変わり目には「悪鬼・邪悪なもの」が出てくると言われ「まめー豆」が「魔滅」の発音に似ていることから
「鬼は外・福は内」の掛け声で豆まきをするならわしになったそうです。
自分の年の数だけ豆を食べるとは・・・私はお腹が一杯になりそうです。
今回は「色紙」などに制作して玄関先などに飾っておくと「邪気」も退散せざる得ませんね。
まず、「金色」で太目のふでを使い扇形にベースを描いておきます。
次に太目の筆にたっぷりの「赤」で「福ハうち」少し水分を少なくした黒で「鬼ハ外」を書きますが、上手に書く・・というよりも「気合い」を入れて書いて下さい。
今回は「おしゃれに・・素敵に・・」の表現よりも元気に・・です。
乾きましたら、「おかめさん・豆」を描きます。
難しいので、軽く鉛筆で下書きしてもいいですね。
「豆」は少し複雑な形なので、こちらは省略してもいいでしょう。
次に「梅」を描きます。3つの花弁を大きく・・二つを小さくすると梅らしく見えます。
中のしべはサインペンなどで入れて下さい。
最後に黄緑で葉っぱを・・黄色の丸を・・お豆を少々散らして出来上がりです。
上手に行かなくても「縁起物」ですので是非飾ってくださいませ。
今年も「さとだてゆめこの誌上レッスン・お知らせ」を月に1回は載せていきますので、ご覧頂けると幸甚です。
また、来月誌上でお会い致しましょう。
さとだてゆめこ。