お暑うございます。
如何お過ごしでしょうか?
九州の方面では地震に追い打ちをかけるように豪雨に見舞われているようです。
本当にお気の毒です。
普段は普通の生活に慣れ親しんでいるので何とも思わず暮らしていますが「普通の生
活」ってありがたい事です。
被災された方達が早く「普通の生活」に戻れますよう祈っております。
さて「夏も本番」・・と言いたい所ですが、関東はまだ梅雨があけずジメジメしてい
ます。
7月20日は「海の日」(鎌倉の花火大会です。)・・23日は「大暑」・・24日
は「土用の丑の日」・・と続くので、このあたりで梅雨明けでしょうか?
暦的な事のおさらいですが・・梅雨明けから立秋(今年は8月8日)までに出すのが
「暑中見舞い」・・
それ以降に出す「盛夏のお伺い」は「残暑お見舞い」となります。
皆さんも個々に夏の過ごし方を用意してこの夏も楽しく乗り越えることと思っており
ます。
暑さ・・のお伴に今年は「手書き扇子」を作ってみませんか?
書道専門店などでは「書き込み用白扇子」が売られています。(1200円位から)
また、本格的に和紙の型紙から作り、扇子職人さんに仕立てて貰う方法もあります
が、こちらは1・2本では請け負って貰えないと思います。
今回は100円ショップで手に入る白扇子に書いてみました。
「蜻蛉」は飛ぶ姿が陽炎の立ち上る様に似ている所から名前がつきました。
幼虫は土中に3年ほど居て、成虫になると寿命が短く・・・数時間から長くて1・2
日と短いため「はかないもの」
のたとえにされます。
一般的に目にする「トンボ」の別称でもあります。
本当の蜻蛉はトンボと少し形状が違い、腹端に長細い尾が2・3本あるようです。
今回は「トンボ」をイラストで入れました。
市販の扇子を開き書くスペースの所を手で押して拡げます。
「蜻蛉」から書きましょう。
いつもの「おしゃれ文字」よりも細めに書き入れます。
「蜻」は涼しげな色をつけて・・「蛉」は墨色で慎重に書いて下さい。
乾いたら、「水紋」をイメージさせる「輪っか」を半分くらい書きます。
押し広げて書いても扇子は元に戻るので「ギュッ」と拡げて構いません。
最後にこのサンプルを見ながら「トンボ」を描いて下さい。
落款があると締まりますね。
書き終わったら、輪ゴムなどで閉じて「より」を戻して下さい。
まとめて作ってお友達にプレゼントすると喜ばれます。
是非この夏のアイテムに加えてあげて下さいませ。
では、今度は8月中旬にお便りします。
お元気で。
さとだて