今日は「シルバーウィーク」の真っ最中です。
天気にも恵まれ、鎌倉は人・人・人・・・が溢れています。
東京近郊から日帰りも出来るし「どっか行った気分」になれるので訪れ易いのでしょ
うね。
来られる方の多くが「小町通り」を通って「八幡宮」に向かいますので、この通りは
人の川・・
となります。
「小町通り」もいいですが、駅裏から海方面へ伸びている「御成町商店街通り」も面
白いお店が並ぶようになりました。また「御成町商店街」が終わった所から右手長谷
方面に伸びている通りも「古本・小雑貨・古道具・・」など「小町通り」にはない風
情があります。
明日は、彼岸の中日・秋分の日でシルバーウィークの祝日です。
彼岸には春は「ぼた餅」秋は「おはぎ」を頂く習慣ですが、春は「牡丹の咲くころ」
秋は「萩が咲くころ」なので、このような言い分かれとなったそうです。
牡丹の花は萩より大きいのでぼた餅のほうが萩より大きいとか、秋は小豆の取れる時
期なので柔らかいから粒あんにするとか色々な謂われがありますが、定説はないよう
です。
個人的には私は「小豆」とそれに伴う和菓子は苦手です。
頂くと「胸やけ」がする時があります。
皆さんの中にはいくつでも食べられる・・というツワモノがいると思いますが「胸や
け」に注意の程を。
さて、今月の誌上レッスンは「月」です。
9月は「中秋の名月」・・を眺められる時期ですが、暦の加減で今年の中秋は9月28日
です。
サンプルカードは英字と和文字との組み合わせですが、どちらか片方でもいいでしょ
う。
先ず、背景は平筆で「早い宵」の雰囲気を作ります。青や少し黒絵具で縦ラインを入
れ、下の方に薄墨でススキの生えている「地面」を入れます。
次に「ススキ」を描き入れますが、難しいようならカードをさかさまにして縦ライン
を細くいれ、「穂先」をあまり倒さない程度で描きます。
右上に黄色で「月」を入れますが、平筆でクルリ・・と描くと綺麗です。
乾いたら先に英字で「The moon is at the hull 」 (満月)とポイントブラッ
シュ書体で書きましょう。
次に薄墨で「中秋の月」とおしゃれの文字で書き入れ、最後に赤色の筆しぶきを入れ
て完成です。
カードでもいいですが、小さめの色紙に書いて、飾っておいてもいいですね。
英字、おしゃれ文字の書き方は既刊の著書本をご覧くださいませ。
では、涼しくなって集中力も高まるこの時期・・・美味しい物を食べて、旅に出て、
英気を養いましょうね。
次回は10月中旬頃にお便りします。
お元気で。。
さとだて