10月に入り台風に見舞われています。
天気予報をみながらウロウロするばかりです。
そんなこんなでバタバタしていると、もうすぐ11月の声が聞こえてくるのですね。
今回の紹介カードは少し早いのですが、「クリスマスカード」です。
シクラメンのほうのカードは正式なPointo brushu style ではなく、先の細い筆を使って強弱をつけた書き方です。
ポインセチアの方はPoint brushu 書体で書いています。
私はカルチャーで講師の仕事もしていて「おしゃれ文字で季節のカード」という和文字のクラスと「デザイン文字」のクラスと「筆のカリグラフィー」というクラスを持っています。
最近は今回紹介している「筆のカリグラフィー」の講座人数のほうが和文字クラスと同じくらいに増えています。
「和文字」はそのまましっかり読める・伝わる・・のですが「英字」は雰囲気を伝えるので、フレームに入れて飾ると素敵なインテリアになりやすいですね。
さて、シクラメンのほうは先にカードに平筆などでブルー系の背景を作ります。(多めの面積で。)
乾きましたら「金の絵具」で「happy Christmas」を強弱つけて書き入れます。
右側にピンクと金、薄墨で下から上に花弁をワンラインで描きます。
茎をしならせるとシクラメンっぽくなります。
葉っぱをグリーンでひとふでラインで描き、銀の丸いスタンプでアクセントをつけて仕上がりです。
ポインセチアの方は「With best wishes for」を薄墨で小さめに書き「Merrychrismas」をグリーン・赤で書きます。こちらの書体は「筆のカリグラフィー」とう著書本(日貿出版)に詳しく載せていますので参考にして下さいませ。
ポインセチアは楕円形をベースに描いています。それ自体はあまり難しくないのですが花弁を上手くレイアウトしておさめるのが難しいので、鉛筆で印をつけてもいいですね。
最後に銀の丸スタンプをおします。(私は銀のスタンプパッドに鉛筆の頭の消しゴム部を利用しています。)
回りを金のラインで囲っていますが、これは「溝ひき」という技術でガラス棒という用具も必要になるので鉛筆で下書きして、慎重になぞって下さい。
来月はもう「年賀状」のサンプルを紹介します。
「羊年の年賀状」はデザインも色もやさしい感じです。
楽しんで書きましょう。
ではでは、また来月初旬にお便りします。
さとだて