「立秋とは暦の上ばかりで」・・・という挨拶を毎年毎年言い合うこの頃です。
夏真っ盛りのここ鎌倉材木座は毎年のような「喧騒さ」は少ない気がします。
そういえば毎晩うるさかった夜中の花火・・も今年は少ないです。
迷惑行為が減ってきたのはウェルカムなのですが、その分どっかでと行われているんだろうな・・などと思ったりします。
今月のカードは「ひぐらし」という蝉をテーマにしています。
この蝉は夏の終わりから初秋に「カナカナ・・」と鳴いて涼を感じさせてくれ「もう少しで秋だよー・・」とエールを送ってくれているようです。
でも「蝉」って、近くでじっくり見ると背中のもようや羽の模様や色が「不気味」に見えてきます。
(蝉には申し訳ない・・蝉からみれば私が気持ち悪く見えていることでしょう
が・・)
「ひぐらし」は「晩蝉」「寒蝉」とも書きます。
今回は「寒蝉」でカードをかいてみましょう。
先ず、カードのベースを作ります。
平筆で「薄墨・薄い青や緑・黄色」で縦ラインを入れます。
全部ひかず、「木立」のイメージで引きます。
乾いたら細すぎない筆で「寒蝉」をたらし込みの技法で書きます。
「寒」は薄青をベースに緑や紺をたしましょう。「蝉」は緑をベースに黒を足したり、青やピンクを足して書きます。
乾いたら、先の細い面相筆を使って墨で「も鳴き秋近付く」をおしゃれ文字の技法で書きます。
残暑お見舞いの代わりにお友達に出して下さい。
皆さんはこの夏休みはどう過ごしていますか?
私は11月に出版される「カラー筆ペンで文字遊び(仮)」の執筆で相変わらずのコマネズミ状態です。
この8月21日にはその「撮影」も控え、ネイルをどうしようか考え中(笑)・・な訳ない。
ではもう、あと一息・・夏を乗り切りましょう。
さとだて