今年の梅雨はしとしと降るタイプではなく大雨や雷雨などを伴っているようです。
「そこそこにいい塩梅で・・」と注文をつけたい所ですが、そうもいかないのが「自然」ですね。
今回のカード制作は「暑中お見舞い」です。
小暑・・とは梅雨が明けて本格的な夏になる頃・・との事。
この小暑から立秋までに出すのが「暑中お見舞い」です。
小暑・・とは7月初旬から中旬あたりを指しますが、まだ梅雨が明けていない時は梅雨明けを待ってから出しましょう。
カードの制作手順です。
先ず、幅のある平筆・・(今回は扇の形に広がっている平筆を使いました。)でベースにラインを入れておきます。
なるべく薄く・・水色や黄緑などの涼しげな色を使いましょう。
次に「蓮の花風の模様」を入れます。
面相筆等の先のとがっている筆が適しています。
ワンラインで描かずに丁寧に花の先がとんがるように気をつけます。
ベースが乾いたら、文字を書き入れます。
「おしゃれ文字」の要領です。「小暑がすぎて」・・を大きく書きます。
このように3行くらいの時は同じ大きさで書かずに大きさに変化をつけるとリズムが出ていいメリハリになります。
今回は「涼しげに・・」を感じて貰うために、バックの色が濃くならないように気をつけましょう。
これから、本格的に暑くなります。
ここ鎌倉も「海の家」の建設も進み「夏待ち・・」です。
小町通りや鎌倉駅、極楽寺駅あたりでは「あじさい見物」「修学旅行」「最後から2番目の恋」の影響で人だかりです。
皆さんはどんな「夏」をすごすのでしょう。
身体に気をつけて、楽しく夏を迎えましょうね。
さとだて