2014.4

 

やっと冬から抜け出た感じとなりましたね。

 

 

もう半そでや短パンで過ごしている所もあれば、まだまだ炬燵の火が手放せない地方もあることでしょう。

 

タテに長ーい日本列島ならではの事ですね。

 

「桜好き・・」も講じて日本列島を開花に合わせて登って行く「サクラー」もいるとの事です。

 

 

 

さて、ゴールデンウィークも間近になり、ここ鎌倉では例によってたくさんの人が来られています。

 

今年は特に海外からのお客様が多いように感じます。

 

「サクラー」が外国にも増えつつあるのでしょうか?

 

 

 

今回のカードは「お茶の葉」をテーマに書いてみます。

 

去年はたしか「端午の節句」だったでしょうか?

 

柏餅を食べるのは新芽がでるまで葉が落ちない「柏の木」に「家系が絶えない縁起物」とされたからだ・・

 

とかを載せた記憶があります。

 

 

今回は「八十八夜」です。八十八夜とは・

 

立春から八十八日目の夜の事を指します。

 

米・・という文字は八と十を重ねてできていることから縁起の良い「農」の吉日・・ともされています。

 

この時期が茶摘みの時期であり、八十八夜に摘まれたお茶の葉は長寿の薬・・と言われています。

 

 

 

 

 

カード制作は先ずベースに平筆でうすい緑と黄緑で揺らしたタテラインを入れます。

 

を参考にして下さい。筆は毛先のとがった「面相筆」を使いましょう。

乾いたら墨で「茶の香り」を書き入れます。書き方は「筆文字で季節のカード」の本を参考にして下さい。筆は毛先のとがった「面相筆」を使いましょう。

 

次に緑に少しだけ黒を混ぜて抹茶色を出し「八十八夜」を書きます。

 

出来るだけ文字の間を開けずに「縦に詰めて」書くのがポイントです。

 

最後に葉っぱの模様や薄い黄色で春の空気の丸を描き、爽やかなブルーの筆しぶきを入れて完成です。

 

 

 

 

 

 

上手にできましたら、お友達に出したり飾ったりして下さいね。

 

 

 

ではまた、来月にお便りいたします。

 

爽やかな季節を楽しんで下さいませ。