やっと冬から抜け出た感じとなりましたね。
もう半そでや短パンで過ごしている所もあれば、まだまだ炬燵の火が手放せない地方もあることでしょう。
タテに長ーい日本列島ならではの事ですね。
「桜好き・・」も講じて日本列島を開花に合わせて登って行く「サクラー」もいるとの事です。
さて、ゴールデンウィークも間近になり、ここ鎌倉では例によってたくさんの人が来られています。
今年は特に海外からのお客様が多いように感じます。
「サクラー」が外国にも増えつつあるのでしょうか?
今回のカードは「お茶の葉」をテーマに書いてみます。
去年はたしか「端午の節句」だったでしょうか?
柏餅を食べるのは新芽がでるまで葉が落ちない「柏の木」に「家系が絶えない縁起物」とされたからだ・・
とかを載せた記憶があります。
今回は「八十八夜」です。八十八夜とは・
立春から八十八日目の夜の事を指します。
米・・という文字は八と十を重ねてできていることから縁起の良い「農」の吉日・・ともされています。
この時期が茶摘みの時期であり、八十八夜に摘まれたお茶の葉は長寿の薬・・と言われています。
カード制作は先ずベースに平筆でうすい緑と黄緑で揺らしたタテラインを入れます。
を参考にして下さい。筆は毛先のとがった「面相筆」を使いましょう。
乾いたら墨で「茶の香り」を書き入れます。書き方は「筆文字で季節のカード」の本を参考にして下さい。筆は毛先のとがった「面相筆」を使いましょう。
次に緑に少しだけ黒を混ぜて抹茶色を出し「八十八夜」を書きます。
出来るだけ文字の間を開けずに「縦に詰めて」書くのがポイントです。
最後に葉っぱの模様や薄い黄色で春の空気の丸を描き、爽やかなブルーの筆しぶきを入れて完成です。
上手にできましたら、お友達に出したり飾ったりして下さいね。
ではまた、来月にお便りいたします。
爽やかな季節を楽しんで下さいませ。