みなさん・・こんにちは。
大暑の頃を迎えましたが、まだまだ夏はこれからが本番ですね。
梅雨が明けたら暑中お見舞い・・立秋(今年は8月6日)が過ぎたら残暑見舞い・・という「お手紙お約束」があります。
この決まりごとは、目上の方や仕事上の関係の方・・にはお守り頂いた方がいいでしょうが、友達・
親戚の場合は「暑中・残暑」という言葉を使わず季節の言葉を盛り込めば素敵なカードになるのでは・・と思います。
夏の始まりは「菖蒲・朝顔・蓮・初蝉・夏休み・・」などの文言を。
盛夏の頃は「花火・浴衣・夕立・ホオズキ・蝉時雨・夏祭り・・」など。
晩夏には「赤とんぼ・つゆ草・桃・葡萄・ひぐらし・野分風・・」などの文言が季節感を醸し出してくれるでしょう。
「蚊帳」という語も少し前なら使えたでしょうが、今の時代にはそぐいませんね。
考えてみれば、私の子供の頃も「蚊帳」の中で寝たものですが皆が、窓を開けっ放しで寝てた・・という事で・・まぁ・・そんな時代だったんですね。
今は熱中症を予防するために「寝る時もクーラーを活用しましょう。」とアナウンサーが言ってます。
時代はこれで、進んでいる・・と言えるのか疑問です。
余談ですが、若かりし頃にケニアを旅した事がありました。
ホテルでは、蚊帳をつってくれました。
ベッドの上から、たらす式の素敵な蚊帳でしたが、部屋の壁に何やら転々と模様が付いていて・・良く見ると皆「ヤモリ」だった・・・というのもその時代ならではのエピソードですね。
勿論、グースカ寝ましたけど。
さて、今回のカードは盛夏のカードです。
季節的には8月下旬頃までの季節感の内容ですね。
先ず、カードを横向きにして、太目の筆でぐるぐる渦巻きを描きます。
青に少しだけ墨を足して「紺」にするといいでしょう。
乾いたら「入道雲」を書きます。
「入道」は薄墨で小さめに、「雲」は「青と墨」のたらし込み技法で。
「むくむく広がる」は墨で小さめに、「蝉」は墨と緑のたらし込み技法で・・
「時雨」も墨で小さめに。
最後にカードの端を使ってタテラインを・黄いろで筆しぶきを入れて出来上がりです。
「真夏の午後3時から4時・・・」の雰囲気がでるといいですね。
「たらし込み・筆しぶき・基本の文字の書き方・・」などは、既刊出版物をご覧くだ
さいませ。
では、まだまだ続く「夏・・」いい思い出がたくさん作れますように。
さとだて