「さとだてゆめこ」のブログを見て下さっている方々こんにちは。
展覧会などがあったためお便りの間が空いてしまい、すみません。
毎年言うフレーズですが、「あっ・・という間に12月になってしまいました。」
確か、ちょっと前まで残暑に喘いでいたような気がしているのは私だけでしょうか。
この頃は春をのんびり・・秋をゆっくり・・という季節が短く、夏と冬しかない気候になってしまった気がします。
そんな中、鎌倉で行われた「吉祥の暦展」は大盛況でした。忙しい中ご来場下さった方・・遠くから見守っていてくれた方にこの場を借りてお礼を申し上げます。
今回は私も宙の仲間も大作品というより、扇子やカレンダー、のれん・・といった生活空間に生かしやすい作品を展示しましたので、たくさんの方のお手元に置いて頂ける事ができました。
ありがとうございました。
また、次にむけて腕と心を磨いて参ります。
さて年賀状の制作の季節到来です。お出しする時は「ちょっとたいへんだなー」と思うのですが、頂くと嬉しいものですね。年に1回のやりとりの方とは「今年から遠慮しようか・・」と言う気持ちが心をよぎるのですが、やはりこの1回というのが細い糸の繋がりかと思い、なかなか終止符を打てないものです。
来年の干支は「巳」です。あまりかわいいテーマの生き物ではないので、困っている方も少なくないのではないでしょうか?
今回は「ピンクのヘビさん」をお正月のリース仕立ての中に入れてみました。お気に召しましたら描いてみて下さい。
先ずこのカード作りで一番難しい「縄のリース」から描き始めます。コツは数字の「2」を書く要領で円系につなげていき下部は残します。金色かからし色が向いています。
次にリースの中にひらがなの「み」をピンクと他2色位のたらしこみ技法でかきま
す。
「ノ」は花風にあしらいました。
次に椿の花弁を赤で丸く書き中を黄色ライン、黒のぶつぶつ、葉っぱも添えて書きあげます。
花の脇から「まゆ玉風」のアレンジを入れてめでたさを出します。
最後に「夢子流おしゃれ文字」で賀詞を書きこみ年号をグリーンで入れて出来上がりです。
文字の書き方や賀詞の他種類は「文字アートの年賀状」を参考にして下さいませ。
今回は先のとがった「面相筆」ではなく、先の丸めの「ゴシック筆」が向いています。
下部のあいた所に「メッセージ」を書きこみたいところでしょうが、メッセージは切手欄に添え、ここに市販の「模様テープ」や和紙などをはるとモダンになります。
「縄のリース」が難しいようなら太目のラインで書いて縄らしく見える細ラインをいれてもいいですね。
さて、今年の「お便りと誌上レッスン」はこれでおしまいです。
来年、また素敵に年が明けましたら「初春の花カード」を紹介します。
今年も1年このブログを見て下さりありがとうございました。
来年も元気に過ごせる年になる事を祈ります。
さとだてゆめこ